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03-04深刻な健康被害アスベスト

建築物による健康被害と言うとアスベストを連想される方が多いのではないでしょうか。2000年以降にこのアスベストに関わる業務に関わっていた従業員やその家族等から、多くの死亡者が発生していた事が報道されました。ある工場については、直接業務に関係のない近隣住民からも健康被害が報告されていたのです。その後に、直接アスベストを使用した製造関連の工場以外の建設や造船、運輸業からも続々とアスベストが原因とされる被害報告が続出します。政府はようやくこの事態を受け調査や対応に乗り出しますが、実はこの発ガン性のあるアスベストによる被害は数十年前から始まっていたのです。

 

日本で石綿と呼ばれるこのアスベストは、繊維が極めて細かい繊維状けい酸塩鉱物になります。このアスベストは繊維組織が極めて小さい為に、研磨機や切断機等の使用時や吹き付けた石綿の除去作業において適切な措置を行わないと細かい繊維が飛散して人間が吸入してしまう危険性があるのです。アスベストが原因による健康被害には、まず悪性中皮腫や肺ガン、そして石綿(アスベスト)肺等の幾つかの疾患が指摘されています。これらの疾患は石綿を扱う業務についていて粉塵を吸い込んでいた人に発症が多く見られますが、問題を複雑化させていた原因の一つにアスベストを吸い始めた時期から発症までに数十年と言う長い期間を経過してしまう事になります。これらの疾患の潜伏期間は、石綿肺の場合で15〜20年、肺ガンで15〜40年、悪性中皮腫になると何と20〜50年と言われているのです。

 

このアスベストによる被害は、単にそれを扱う業務周辺だけに限定されるものではありません。一般の建築物に使用されてきた、吹き付けアスベストやアスベストを含んだセメントを固めたスレートボードにも同様のアスベスト被害の危険性があるのです。現在、このアスベストによる健康被害に対して、厚生労働省からは労災面による被害者の救済やアスベストの使用制限、解体作業による被害防止等の対策が定められています。しかし、このアスベストによって尊い命を失なわれた方は少なくありません。言うまでもなく、安全性はいかなる利益面のメリットよりも優先されるべきものなのです。

 

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