家作りの第一歩はココから!

通り庭

通り庭は、京都の町家に多く見られる、玄関から裏庭にかけての土間の部分のことを言います。

 

京都の町家は、敷地の幅が狭く、奥行きが長いことから「鰻の寝床」と称されています。このため、そのまま縦長の建物を建ててしまうとそれぞれの部屋に光が入りにくくなり、また、風通しも悪くなってしまいます。そのため、どこの部屋からも光が入り、風が奥まで通るように中庭や通り庭が作られたのです。

 

通り庭の一部には必ず台所があります。これは、昔はガスではなく、木を燃やして火を起こしていたことから、煙を換気するために土間の通り庭に台所が設けられていたのです。

 

また、火袋と呼ばれる吹き抜けが台所の上部分にあり、天井の天窓から煙を外に出していました。昔は、現代の住宅のように冷暖房設備や換気設備がなかったために建物自体に工夫を施すことで自然の力を取り入れた快適な暮らしをしていたのです。

 

通り庭には、通気や換気、採光の他、履物を脱がずに通りぬけができるなど、人の出入りや荷物の出し入れがスムーズに行えるといったメリットがあります。これらのメリットは現代の家にも取り入れることができるものだと言えます。

 

エコロジーや省エネが叫ばれる現代ですが、寒さや暑さを我慢することなく、省エネの器具や設備に頼ることもなく、建物の工夫ひとつでできる省エネやエコもあります。現代ではキッチンを昔のように土間にするというわけにはいきませんが、半外部的な通り庭のようなものを作ることは現代でも有効だと言えます。

 

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