いつかは再建築

公団の旧名同潤会アパートが江戸川や原宿で建て替えられて素敵なマンションや商業施設になっています。東洋一のアパートと呼ばれ、風情のある建築で知られた同潤会アパートでしたが、無くなってしまうと寂しく感じる方も多いことでしょう。その建て替えには、10年以上かかっています。

 

建て替えの話が紛糾してからは、メンテナンス計画がなされないまま、屋上の防水劣化や水道水の赤水に悩まされ、次々に住人が立ち退きました。その後、2000年に同潤会代官山アパートが代官山アドレスに、2006年に同潤会青山アパートが表参道ヒルズに、再開発されています。また、同潤会江戸川アパートは2005年、アトラス江戸川アパートメントとして、より容積率の大きなマンションに生まれ変わりました。

 

同潤会アパートは、戦後、居住者に払い下げられたこともあって、権利関係が複雑だったため、建て替えには時間がかかったのでした。現在では、自治体の支援やマンション建て替え円滑化法があり、制度が整いつつあります。ただ、同潤会アパートのケースは、どれも都心の一等地にあり、建て替えのメリットは、じゅうぶんにありました。

 

同潤会アパートの価値は、その立地にあります。建物の敷地にゆとりがあり、建て替えの際には、より大きなマンションを建てられるので、建築費の自己負担無しで新築マンションに移り住んだ住人も多くいます。

 

大多数のマンションでは、建て替えの際に、解体費や建築費を自己負担しなければなりません。建て替えには、住民の5分の4の賛成が必要ですから、ハードルは高いのです。

 

マンションの寿命は、50年と言われていますが、メンテナンスがよければ、もっと長く保ちます。屋上の防水、排水管、給水管など水回りを中心に修繕計画が円滑に進められれば、寿命は、伸びていくのです。こまめなメンテナンスを続け、寿命を延ばし、建て替えの個人負担費用を貯めていくという心づもりが大切です。

 

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